にぎわいアドベンチャー隊長として『あつぎハロウィーン2018』の企画運営に携わる 田中 祥人(よしと)さん 松蔭大学3年 21歳
学生視点でまちを活性化
○…「トリック・オア・トリート!」今年もこの季節がやってきた―。学生の視点からまちを活性化しようと立ち上げられた団体『にぎわいアドベンチャー隊』の長として、イベントへ向けて市内5大学から集まった有志28人を取りまとめる。学業にサークル、アルバイトと、どんなに忙しくとも「楽しむことが一番大事。締める所は締めて、全体を見ながら誰一人置いてけぼりにならないように」と志は高い。
○…鎌倉生まれ。生まれてすぐに父の仕事の関係で、シンガポールで5歳まで過ごした。「当時の事はあまり覚えてないけれど、迷子になったことだけはよく覚えている」と笑って話す。その時に助けてくれたのがホテルマンだった事からか、ホテルマンをめざし、松蔭大学の観光メディア文化学部で、ホスピタリティを学ぶ。高校生の時からアルバイトは飲食店。今もレンブラントホテルの中華料理店でサービスを担当している。
○…大学ではダンスとボランティアのサークルをかけ持つ。そこで昨年先輩に誘われたのが、アドベンチャー隊入隊のきっかけ。若者だからこそ、柔らかな頭でアイデアは山のように出るが、現実的でない膨らみすぎた想像にストップをかけるのも隊長の役割。隊に集まる学生は「積極的に意見が言える活発な人が多い」と信頼を寄せる。
○…今年は小田急電鉄(株)とのコラボレーションが実現し、できる事が大幅に広がった。その分、仕事も多くなり「プレッシャーはめっちゃあるけど、やりがいを感じる」と頼もしい。「イベントを終えれば就職活動が始まる、みんなが社会に出てからの糧になるものになれば」と、思うのは仲間のこと。いよいよ明日、若さの集大成。「たくさんの人に来てほしい」。鎌倉市在住。
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