地震や豪雨など、さまざまな自然災害を想定した救助訓練施設が、県の消防学校敷地内(厚木市上落合)に完成した。神奈川県が、消防職員や団員、自主防災組織等の対応能力向上を図る目的で建てたもので、国内最大規模の消防施設。
この施設は敷地面積約1万5千平方メートル。押しつぶされた倒壊家屋に進入して要救者を搬出する場面や、水没した車両からの救助訓練のための水深1・9mのプールなど、あらゆる災害を想定した12の設備が整えられた。設計と工事監理は(株)プランニングネットワークが担当、(株)都実業が施工し、総事業費は2億8千万円。
完成を記念して11月6日、黒岩祐治県知事や県議会防災警察常任委員会の佐々木正行委員長はじめ、消防や地元自治会関係者が列席し式典が開かれた。
黒岩知事は「予期できぬ災害に備え、我々は万全を期す使命がある。有事の技術向上のため、この施設を日常的な訓練に活用してほしい」とあいさつ。佐々木委員長は「避難勧告に対する理解が進んでいないと感じる。施設が認知され、災害への意識が高まることを期待したい」と続けた。
その後横浜市瀬谷・中・西の女性消防団と厚木市女性消防団、厚木市消防本部が、実際に設備を使ったデモンストレーションを披露した。
施設は、12月1日(土)に行われる9都県市の関東ブロック訓練で、会場のひとつとして利用される予定。
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