福祉の未来を拓く先進事例を表彰し、福祉の現場に光を当てようという「かながわ福祉サービス大賞」。市内戸室で「若年性認知症」に対する啓発や取り組みを行っている「そらとうみとたいようと」の会プロジェクトが優秀賞に選ばれた。
かながわ福祉サービス大賞は、公益社団法人かながわ福祉サービス振興会(瀬戸恒彦理事長)が主催するもので6回目。
今回は28件の応募があり、審査委員会で選出された5件の事例発表が10月30日、関内ホール(横浜市中区)で行われた。「そらとうみとたいようと」の会プロジェクトは、母体である(株)ミューみどりの丘が運営するデイサービスに、若年期発症の認知症の人が利用し始めたことをきっかけに発足。老年期認知症とは異なる難題解決に取り組もうと、スタッフ有志のボランティアによる「若年性認知症カフェ」を2017年4月にスタートさせた。市内企業の協力も得ながら、当事者や家族が悩みを打ち明け、思いや情報を共有、共感できる場づくりを行い、若年性認知症という病気の正しい理解を広めるための啓発活動も行ってきた。
事例発表では、これまで7回にわたって開催してきたカフェの取組みや活動内容、課題抽出、今後の目標を発表し、優秀賞に輝いた。主催者からは「企業とコラボした若年性認知症カフェとして、悩みを打ち明ける場所、共感できる場所として深く掘り下げている点が評価できる」と講評された。
※若年性認知症は65歳未満で発症した認知症のことをさす。
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