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郷土博物館、27日に開館 総事業費約8億円 青年の家(下川入)跡地

文化

公開:2019年1月25日

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新博物館の外観
新博物館の外観

 2017年度から工事が進められてきた『あつぎ郷土博物館』が1月27日(日)、午前9時にいよいよオープンする。開館初日からは、『浮世絵の世界』と題した特別展がスタートする。

 あつぎ郷土博物館は、閉館した厚木市郷土資料館を引継ぐ施設として、2007年から建設の話が持ち上がった。その後、審議会や説明会を重ね、郷土文化の新たな活動拠点と、文化財資料等の収蔵機能を担う施設として、2017年に着工した。総事業費は約8億円で、場所は、下川入の県立中央青年の家跡地に位置する。

 博物館の敷地面積は4134・18平方メートル、延床面積は1592平方メートルで、鉄筋コンクリート造2階建て。1階にエントランスホール、展示室、体験学習室が設けられ、2階は収蔵庫となる。

 郷土資料館と比較して、収蔵、展示環境が格段に良くなり、展示室には高機能空調機器・エアタイトケースを導入。これにより、重要文化財などの貴重な資料を、他施設から呼びやすくなるという。さらに、収蔵庫内の資料も分野ごとに部屋分けし、空調管理を徹底できるため、貴重な資料をより将来に残すことができる。市文化財保護課の担当者は「博物館が収蔵する資料も、より展示しやすくなる」と期待する。また、博物館からは田んぼや川が近いため、「周辺の環境を利用した講座や観察会を企画しやすくなると思う。定期的に開催できるようになれば」と話す。

記念特別展は『浮世絵の世界』

 1月27日から4月7日(日)までは、開館記念特別展『浮世絵の世界』を開催。4回に分けて約250点が展示される。厚木市文化会館の緞帳にも使われている歌川広重の『戸田川之渡し』(神奈川県立歴史博物館蔵)や、うちわ絵を目玉に、さまざまな浮世絵を見ることができる。さらに、厚木に関連した美術品も展示される。市の担当者は、「歴史をひも解くのに重要な資料が展示される。目で見てキレイ、おもしろいと思うので、ぜひ足を運んで頂ければ」と話す。

 なお、オープン当日は、グッズがもらえるクイズラリーや、神奈中バスで来場の先着100人に、記念品のプレゼントあり。

■あつぎ郷土資料館/下川入1366の4/【電話】046・225・2515/(開館)午前9時から午後5時、入館は午後4時30分まで/(交通)本厚木駅北口バスのりば1番線「あつぎ郷土資料館」行きで終点下車

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