厚木市は2月1日から、スマートフォンやタブレット端末を使って119番通報ができる『NET119緊急通報システム』の運用を開始した。
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システムの主な対象は、聴覚や言語に障害のある人。スマートフォンなどのインターネット機能を利用して、従来より簡単に119番通報ができる。
電話回線による119番は、音声のみの対応になるため、聴覚、言語に障害がある人は、家族や知人に通報を依頼することが多かったという。さらに、市ではFAXやメールによる通報も受けていたが、「通報、発生場所を特定するのに時間を要する」と、より迅速な方法を検討していた。
同システムは、スマートフォン等から通報ページにアクセスして、画面の案内に従って操作するだけ。GPS機能を利用して、外出先でも通報場所、発生場所を迅速かつ的確に把握できる。これまでは、救急車や消防車の出動場所の把握のために、1〜3分の時間を要していたが、同システムでは瞬時に把握できるため、時間短縮が見込める。
課題は登録数
同システムは登録制で、2月6日現在の登録人数は36人。登録の対象となる聴覚、言語の障害があり、障害者手帳を持つ人は市内に539人おり、「登録数をもっと増やしたい」と消防本部の担当者は話す。今後は、障害者向けの説明会などを開催して周知を図る考えだ。
なお、登録は市障がい福祉課、市消防本部指令課の窓口でできる。問合せは同指令課【電話】046・221・2331へ。
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