稲作を通して、子どもたちに日本の伝統文化を継承するイベント「みんなのFUJISAN地球フェスタWA2019」が4月3日に開幕し、市内金田の田んぼで四股踏みが行われた。
2014年に始まり、今年で6回目を迎えた同イベント。これまでに山梨県南都留郡、静岡県御殿場市、熊本県阿蘇市、茨城県牛久市などで開催されており、その地域の子どもはもちろん、自治体、各国の駐日大使も参加し、広く日本文化を発信している。
当日は地元の自治会や子ども会から約100人が参加。県立向の岡工業高校(川崎市)相撲部の部員8人とともに、田んぼの中心で「いち、よいしょ〜、に、よいしょ〜」と20回四股を踏み、五穀豊穣を祈願した。四股踏みには、地を固める意味合いもあり、参加者は「山の噴火や地震をおさめるために」という願いを込めて大きく足を上げて四股を踏んだ。
田んぼの中心で参加者の四股踏みをリードした同相撲部の小原堯之(たかゆき)君(3年)は「田んぼで四股を踏むのは初めての経験。足元がふかふかで気持ち良かった。貴重な体験になった」と感想を話した。
四股踏みを終え、実行委員長を務める渡邉政男さんは「青少年の育成、食の改善・確保をテーマに始まったイベント。日本の文化を守ることはもちろん、毎回さまざまな国の駐日大使にも参加いただいており、世界に広めていけたら」と話した。
今後は、5月19日にお田植え祭を行い、9月29日に収穫祭を予定している。
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