第65回かながわ駅伝の2区で区間賞を獲得した 橋爪 孝安さん 上粕屋在住 20歳
脚で伊勢原に恩返し
○…「箱根を走ったランナーに競り勝てたことが大きな自信になりました」。第65回かながわ駅伝で、昨年に続き2区を走り見事区間賞を獲得。伊勢原市としては19年ぶりの快挙だった。チームは5位入賞。「自分の記録よりも、伊勢原に少しでも貢献できたことが何よりうれしかったです」と安どの表情を浮かべる。
○…富山県氷見市に生まれ、小中学校では野球に明け暮れた。だが才能は陸上で開花する。たまたま出場したマラソン大会で上位に入り、中学では陸上部の顧問から市大会への出場を要請され、3千メートルを9分53秒の好タイムで走った。「陸上で勝負してみよう」。そう思い始めたころ、大会での活躍がスカウトの目に留まり陸上の強豪校へ進学。高校から本格的に陸上に取り組んだ。長距離選手としてインターハイにも出場。卒業後は上京し松蔭大学の駅伝部へ。現在は、伊勢原市内で寮暮らしをしながら箱根駅伝への出場を目指して練習の毎日を送る。
○…身長175センチ、体重59キロ。すらっとした体型とさわやかな笑顔が印象的。趣味は買い物といい、「おしゃれな格好をして町田や本厚木でショッピングをするのが好きなんです」と話す表情は今時の若者。出身地のなまりはないが、「今年の成人式で仲間と久々に会ったらすぐに言葉も戻りました」。旧友とは中学校の思い出話に花を咲かせた。「氷見は自分の故郷だとつくづく感じましたね。でも、同じように伊勢原は僕の第二の故郷です」
○…伊勢原に住み今年で3年目。「多くの方にお世話になった。生活しやすく自然も多いこの街に恩返しがしたい」。そんな決意で見据えるのが箱根駅伝だ。「多くの人が伊勢原に興味を持つような、そんな素晴らしい走りを箱根路で見せたい。それが伊勢原市民である僕の目標」。区間賞の走りさながら力強く語った。
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