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伊勢原

3月16日に行われた成瀬中学校の環境講座で講師を務めた

吉種(よしたね)孝紘(たかひろ)さん

高森在住 67歳
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多忙な日々を生き生きと

 ○…震災5日後に成瀬中学校で行われた環境講座で1年生約200人に「温暖化に対応するこれからの職業」をテーマに講演した。温暖化がもたらす弊害、産業の変化、そして次世代を担う子どもたちが地球の未来を考えることの大切さを訴え、質疑応答では多くの生徒が挙手。一人ひとりの真剣な眼差しを正面から受け止めた。「みんな地震を経験し、それまで当然だと思っていた生活環境の尊さを痛感しているようだった」と話す。

 ○…伊勢原市から講座の要請を受けた市民ボランティア団体「マイ・エコクラブ」。その一員として市内の各学校や公民館などで趣向を凝らした環境講座を開いている。講演以外にも、太陽光を集めて調理ができるソーラークッカー作りといった体験型講座も好評だ。現在会員は4人。かけがえのない地球を大切にする気持ちで楽しくも真剣な活動を続けている。

 ○…千葉県に生まれた時、父は50歳。「早く自立して親に楽をさせよう」と商業高校を卒業後は進学せず就職。28歳で結婚し3児に恵まれるも、仕事の多忙さから子育てはほとんど妻任せ。通勤時間は片道2時間以上。「終電にも乗れず午前様も当たり前。それだけ自分の仕事にまっしぐらだった」と振り返る。転機は定年を迎えたころ。「ふと気づいたら近所の方の名前もろくに分からない自分がいました。もっともっと人と関わらなければ」。気持ちも新たに参加したのがマイ・エコクラブだった。

 ○…高森に暮らし32年。今では防犯パトロール、児童公園の整備など地域活動にも精力的だ。一方、クラブの活動にも全力投球。「講座を通じて子どもたちが話し合い、手を取り合ってあすの地球、あすの日本に目を向けるきっかけになってくれればうれしい」。多忙な日々は続くが、そこには充実した表情が浮かぶ。
 

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