平和への願いを込めて 11月3日 被爆ピアノコンサート
66年前に広島市の原爆で被災した『被爆ピアノ』―。当時の傷を残したまま演奏できるように修復された被爆ピアノを使用して、平和への願いを込めた『被爆ピアノコンサート』(主催/被爆ピアノコンサート実行委員会)が11月3日(木)、市立中沢中学校体育館で開催される。入場無料。ピアノ所有者で調律師の矢川光則さんの話、市民による戦争体験談などもある。
被爆ピアノによるコンサートは今年に入り全国で200回以上行われている。今回伊勢原に来るピアノは『ミサコの被爆ピアノ』と呼ばれ、爆心地から約1・8Km離れた広島市中区千日町で被災したピアノ。ガラスの刺さった跡が残り、原爆の恐ろしさを今に伝えている。また、同名で絵本童話にもなっている。
今回のコンサートは、実行委員会委員長の高松京子さんが今年7月に東京都で開かれた被爆ピアノコンサートで、その音色の素晴らしさに感動し、ピアノを所有する調律師の矢川光則さんに伊勢原での公演をお願いしたことに始まる。その熱意が矢川さんをはじめ、知人の音楽関係者らにも伝わり、公演が行われることになった。「大変な出来事を経ても、なお響く美しい音色は平和の祈りにも聞こえました。戦争を知らない人たちにも鑑賞してもらい、平和の尊さを一人ひとりが考えるコンサートになってほしい」と話す。
当日は、伊勢原出身で東京芸術大学大学院ピアノ科在学、国内・欧州で活躍するピアニストの古川貴子さんがトロイメライやノクターン他を演奏。奥田憲弘さんの口笛、能條考世さんのヴァイオリン演奏などもある。また、ミサコの被爆ピアノの朗読も行われる。
開場は午後6時半、開演は7時。入場無料。
問い合わせは被爆ピアノコンサート実行委員会/$090・4220・2143・奥田憲弘さんまで。
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