豚もも肉35kgを寄贈 桜台小で養豚農家ら「出前授業」
市内で養豚農家を営む加藤信行さん(62)が11月29日、桜台小学校(中村さゆり校長/生徒数808人)を訪れ、豚もも肉35kgを同校に寄贈した。
「未来を担う子どもたちに地元の畜産を知ってもらおう」と加藤さんが贈ったのは「やまゆりポーク」の名で販売されている県内産豚肉。やまゆりポークは県内の養豚農家が共同研究して生まれた高品質の豚肉で、市内では加藤さんだけが生産している。
この日は、加藤さんの寄贈に合わせて地元養豚農家や県職員らによる「出前授業」も行われた。生活科の一環としてこの授業を受けたのは、2年生117人。児童らは「家畜ってなんだろう」「牛や豚から生まれるものは」など次々に投げかけられる質問に興味津々の様子で答えていた。
授業後の給食では、今回贈られたやまゆりポークがしょうが焼きになって机に並んだ。児童らは地元産の豚肉に舌鼓を打った。
21年度から学校栄養教諭を配置するなど食育に力を入れている同校。中村校長は「地域のご協力に心から感謝します」と話した。
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