振り込め詐欺被害から身を守ろうという啓発キャンペーンが12月15日、伊勢原駅周辺で行われた。伊勢原警察署員や市民ボランティアなど、参加したおよそ30人は、1時間かけて歩行者に「振り込め詐欺にだまされないで」と注意を呼びかけた。
当日は「振り込め詐欺断ち切り」というスローガンにちなんで「伊勢原手作り甲冑隊」(山口靖之隊長/85人)も伊勢原署の要請をうけて参加した。この日集まった13人のメンバーは、刀を腰に差し、甲冑姿で銀行利用者や歩行者に啓発物品を配布した。
留守番電話で対策を
手作り甲冑隊の隊長・山口さん(73)は昨年、振り込め詐欺と思われる電話を受けた。「お金が入ったかばんをなくしてしまった。今すぐ200万円が必要」―。いつもなら、電話の最初に必ず冗談を言い合ったりする息子のはずが、今日は様子が違う。
山口さんは、息子を名乗る相手の応対に違和感を覚えたことで、冷静な対応ができた。「本人が取りに来ない限り、お金は渡さない」と電話を切った山口さんはこの一件で詐欺被害に遭うことはなかった。
伊勢原警察署の生活安全課では、被害防止のために留守番電話を使った対策を勧める。担当者は「不審な電話は対応せずに警察に相談を」と話している。
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