緑台小学校で1月14日、北高森・高森台自治会の1190世帯を対象にした夜間避難所生活体験訓練が行われ、285人が参加した。訓練には地元消防団や市災害ボランティア連絡協議会、国土交通省関東地方整備局横浜国道事務所などが協力した。
この訓練は、阪神淡路大震災をきっかけに1999年から始まったもの。地域住民の防災意識の高揚、地域防災力の向上を目的として、毎年市内の小中学校で行われてきた。
今回の訓練では、マグニチュード8・0の東海地震が発生、市内では震度6強を観測したという想定のもと、炊き出し訓練や避難所宿泊訓練などが行われた。
訓練では、例年ガスコンロが使われる炊き出し訓練を釜と薪でより実践的に行ったほか、昨年、伊勢原市と国土交通省との間で締結された災害時協定に基づき横浜国道事務所による照明車両の配置訓練も初めて実施された。昨年発生した東日本大震災をうけ、市防災課の職員が石巻市で撮影した被災地の写真パネルも体育館に展示され参加者の防災意識を高めるなど、例年にないあらたな内容も訓練に盛り込まれた。
夜8時から翌朝にかけて体育館で行われた夜間宿泊訓練には市民、市職員、教諭など31人が参加。避難場所で就寝する状況では、小さな足音にもすぐ目が覚めてしまうことがある。参加者たちは訓練とはいえ慣れない場所で眠る難しさを実感した。役員全員で宿泊訓練に参加した北高森自治会の谷川広幸会長(64)は「地域住民の防災意識が高まる訓練になった」と話した。
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