誰もが安心して利用できる施設整備と優れたバリアフリー啓発活動を対象に、ハード部門とソフト部門で表彰する県バリアフリー街づくり表彰で、市内で活動する「伊勢原・福祉のまちづくりを進める会」(山口勝夫会長)がソフト部門で選ばれた。
表彰は2008年度から毎年行われているもので、市内からの受賞は初めて。
今回受賞した同会の前身は、1993年〜08年まで活動していた「誰もが住み良いまちづくり懇話会」。懇話会では、市内を車いすで巡回して道路や建物などハード面のまち点検を行っていたが、障害者や障害そのものに対する偏見、誤解をなくす心のバリアフリーも必要という声があがるようになり、08年に解散。同年、伊勢原・福祉のまちづくりを進める会が発足した。
助け合いの意識育む
現在、伊勢原市民を中心におよそ30人の会員が市内の小学校でバリアフリー教室を開き、車いす体験などを行っている。こうした市民主体の地道な取り組みが評価され、今回の受賞につながった。
助け合いの意識を育むバリアフリー教室への評価は年々高まり、学校からの要請も増えているという。同会では来年度中に全小学校で教室を実施する方針だ。
受賞について同会の山口会長は「これからもしっかり活動を継続していきます」とコメント。表彰に際し同会を推薦した市社会福祉協議会の和田百合局長補佐は「皆様の熱心な活動には心から感謝しています。今後の活動にも期待しています」と話した。
問い合わせは【電話】0463・94・9600(市社会福祉協議会)まで。
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