5月21日(月)に起こる「金環日食」が伊勢原市でも観測される。子ども科学館によると、市内で観測できるのは173年ぶり。この珍しい天文現象を観測しようと、市内の小学校では登校時間を変更する動きが出ている。
金環日食は月が地球の遠くを通る時に起こる。月が太陽よりも少し小さく見えるため、太陽は月からはみだして光の輪のように見える。市内での日食開始は午前6時18分ごろ。金環食になるのは7時31分〜36分ごろまで。日食が終わるのは9時1分ごろ。
市内の小学校では当日、各校の判断によって登校時間を遅らせるなどの措置をとる。大田小・竹園小・桜台小では希望者を対象に7時20分から各校で日食を観測する。石田小や高部屋小では登校時間を遅らせる。また石田小では各家庭で日食を見られるよう全児童に遮光板を配布する。
一方、成瀬小では登校時間の変更はないが、登校中日食に気をとられ事故に遭わないよう保護者同伴での登校を呼びかける。なお、中学校や高校では登校時間の変更などはとくにない。
全国で頻発する登校中の児童の交通事故をうけて、伊勢原警察署では5月から毎朝、各小学校の通学路に署員を配置している。日食当日も署員などが通学路に立つ。交通課担当者は「細心の注意を払って登校してください」と呼びかける。
教材として活用
子ども科学館では、職員が天体観測室で金環日食の撮影を行う。撮影したものはDVDにして市内の各小中学校に教材用として配布、授業に活用する。
また、大山観光電鉄では、日食に合わせて大山ケーブルの早朝運行を実施する。当日は、午前6時半〜10分間隔で運行する予定だ(9時以降は通常)。
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