米国アイダホ州の高校生が6月27日、伊志田高校(植田かおる校長/837人)を訪問、同校の生徒と交流した。アイダホ人権教育センターがおよそ70カ国で行っている事業で、日本の高校への交流派遣は今回が初めて。
同センターが実施する国際教育青少年リーダーシップ・交流プログラムの一環として行われたこの訪問。異文化交流を通じて、人権・平和意識を高め、協働・協力の態度を育成することが主な目的で、およそ60人の希望者の中から選考を通過した1、2年生の男女3人ずつが来日した。伊志田高校が国際理解教育に力を入れていることもあって今回、生徒の受け入れ先に決まった。
6人は午前10時に同校へ到着し、その後1年生の英語の授業に参加した。伊志田高校の生徒たちは、日本や伊勢原市について英語で説明。身振りを交えて懸命に話す姿に米国の高校生たちは笑顔で耳を傾けていた。授業を終え、エイドリアンさん(17歳)は「頑張って説明してくれてうれしかった。日本の高校生の皆さんと思いをシェアできてうれしい」と話し、同校の高橋美優さん(15歳)は「皆、すごく積極的だった。今度は自分がアメリカに行ってみたいと思った」と話した。
放課後、同校の部活動を見学し、茶道なども体験した6人はその夜、同校の生徒宅にそれぞれ宿泊した。
今回の交流を振り返り、植田校長は「生徒にとって貴重な体験になった。今後も交流を続けられれば」と話した。来年3月、今度は同校から12人の生徒がアイダホ州を訪問する予定。
6人は大阪城や広島県の原爆ドームなどを見学し、7月8日に帰国する。
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