堺亮介君(山王中3年)が7月26日から29日まで大阪府熊取町ひまわりドームで行われた「第40回全日本ジュニアトランポリン競技選手権大会」に出場し、最優秀選手賞と最高難度点賞を受賞し中学生男子の最高難度記録を塗り替えた。
この大会は小学1年生から中学3年生101人が出場した。10人が出場する決勝で予選トップの堺君は緊張の中、最後に競技を行った。評価は、演技点、難度点に加え、高さ点(跳躍時
間)の合計得点。決勝で総合得点53・610点をマークして頂点に立った。
堺君は6月後半からスイスやカナダで大会に出場し、いずれもメダルを獲得。その勢いのまま今大会に臨んだ。海外でのメダル獲得、様々な環境で年上の選手にもまれてきたことが大きな自信になったという。昨年、予選で失敗した悔しい思いを大会に懸けていた。「緊張をコントロールすることが課題」だったが、優勝が決まった瞬間、気持ちを抑えきれずガッツポーズで喜びを表現した。
「ジュニア大会のダブル受賞は狙い通り。連戦続きで疲労がたまっていたが、集中力を切らすことなく、大会に入っていけたのが良かった。9年間の最後で受賞ができて本当に嬉しかった」と笑顔で振り返った。
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