伊勢原版 掲載号:2012年10月19日号
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精神保健ボランティアグループ「あいぽっけ」会長 小谷 邦夫さん 桜台市在住 73歳

ポケットに愛を

 ○…「一人でも多くの理解者を増やして、市内で輪を広げていきたい」。うつ病や統合失調症など、現代人に増えているという「心の病」を支える、精神保健ボランティアグループあいぽっけ。毎月のミニサロン、調理教室やカラオケ、新年会などの利用者との活動をはじめ、明日10月20日からは定例のボランティア基礎講座を実施する。会長として4年目を迎えた。

 ○…あいぽっけは『愛がいっぱいのポケット』で活動をしようと名付けられた。結成から11年が過ぎ、基礎講座の受講者も287人を数え、一歩一歩と理解の輪を広げるも、全国で起こる心の病に関する事件・事故を聞くたびに胸を痛める。また、会員数は全盛期の半分以下になり、同様のグループの解散に危機感を募らせる。「活動を続けることが少しでも事件・事故の抑制につながれば。まずは会をしっかりと存続させること。多くの人に参加してほしい」と呼びかける。

 ○…地域に役立つボランティアをしたいと、定年後の2001年に市社協が主催する精神保健ボランティア基礎講座へ。終了後にそのまま、前年度の卒業生有志で組織した「あいぽっけ」に入会した。目では見ることができない心は、言葉ひとつひとつが大切。最初は自身でできるかが心配だった。「でも続けて良かった」と振り返る。続けることで利用者から信頼されていると感じられることが活動の喜びであり原動力だ。

 ○…山口県生まれ、南日本各地を経て、大学のために上京。市光工業の前身・市川製作所に就職し伊勢原へ。市光時代には世界初の「たためるドアミラー」開発チームの代表も務めた。趣味は学生時代からのアマチュア無線。電波の種類により世界中と通信ができるといい、「アルゼンチンまで会話ができた」と笑った。あいぽっけはもちろん、今も週5日はアルバイト、遊びに来る孫のためにみかんの木オーナーになるなど、今日も元気に活動中。
 

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