サポセンフェスタで人形劇を披露する「あっときっど」の代表を務める 大場 ひろみさん 桜台在住 45歳
笑顔咲かせる母の手
○…手作りの人形がステージでかわいらしく動き出すと、客席からは笑い声が起きる。自身が代表を務める人形劇団「あっときっど」は一昨年の設立からこれまで、市内外のイベントに参加し、子どもたちに劇を披露してきた。人形を指や腕にはめ、台本をもとに展開されるステージは、各地で好評を博した。あす11月17・18日には市内団体・サークルの発表会「サポセンフェスタ」に初参加。当日は昔話「聞き耳ずきん」を披露する。「明るく元気な劇をお見せしたい。皆の笑顔を咲かせることが黒子である私たちの仕事ですから」
○…あっときっどは、2010年11月、市内の幼稚園で人形劇のボランティアをしていた主婦たちによって結成。「劇でたくさんの人を笑顔に」と現在、40代中心の5人で活動している。扱う題材は既存の昔話にアレンジを加え「私たちらしさ」を重視。観客の大半を占める子どもたちに「分かりやすく、楽しく、ハッピーになれる」よう心がけている。練習は週2回3時間ほど。あすの本番に向けた練習はプレッシャーでもあるが「ママ友同士、子育ての話もでき充実している」と笑顔で語る。
○…岩手県に生まれた。小さいころから好奇心旺盛で外で遊ぶのが大好きだった。一方、母の影響でミシンを使った裁縫や手編みで衣類を作ることにも夢中に。「だから劇で使う人形作りも楽しい」とにっこり。地元の高校を卒業後は都内の専門学校を経て旅行会社へ就職。31歳で結婚し伊勢原へ。現在は夫、小6・小3の息子、義父母を暮らす。
○…「活動を始めて今月で丸2年。やっぱり主人の理解と協力は大きい」と感謝を口にする。会場への道具の搬送など女性だけでは難しい作業も夫は笑顔で手を貸してくれるのだとか。今後の目標は「幼稚園や保育園、高齢者の方の施設に定期的にお邪魔し、皆と楽しい時間を過ごす」こと。明日の人形劇も客席にはたくさんの笑顔が咲くはずだ。
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