新東名高速道路の建設にともない、昨年9月から発掘調査が行われている市内子易の「伊勢原市No.123遺跡」で2月9日、現地見学会が開かれた。午前と午後の部あわせて250人以上が参加した。
公益財団法人かながわ考古学財団によると、遺跡では、鎌倉時代後期から南北朝時代のものと思われる複数棟の建物跡と、それに関連する大形竪穴状遺構、区画溝などが発見。大山山麓に展開する中世の屋敷跡として注目されているという。
現地では遺跡全体を眺望できる高台が設置され、参加者はそこから遺跡を見学した。厚木市から訪れたという及川義朗さん(67歳)は「ここに高速道路ができてしまうのはもったいない気もする。それだけすごい遺跡でした」と話していた。
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