雨岳文庫で開催されている「春いろフェスタ」の実行委員会事務局長 細矢 邦彦さん 桜台在住 70歳
心温かい伊勢原人
○…国の有形文化財に指定されている雨岳文庫(上粕屋)で「春いろフェスタ」が行われている。市民ボランティアなど20団体が史跡講座や民話紙芝居などさまざまな企画を行い、ご当地伊勢原をPRしている。実行委員会の事務局長として企画から渉外まで幅広く担当。「模擬店も出て、遠方のお客様も楽しんでいる」。来場者は平日で150人、休日は200人を超す。予想以上の反応に笑顔だ。
○…フェスタを発案した有志が知り合いだったこともあり「力を貸してほしい」という依頼を受けたことがイベントに関わるきっかけになった。昨年から市内外の団体に参加を打診。市役所とも連携を取りながら、持ち前の行動力で準備を進め、200人以上が関わる大イベントとなった。「たくさんの方々の協力により、フェスタがここまでの形になった。温かい人柄は伊勢原の魅力だよね」
○…東京巣鴨に生まれる。高校を卒業後に就職、測量会社に入り東京や名古屋、厚木で総務職などに従事。定年までの44年間で印象に残っているのは、互助会の会長を務めたこと。社員の福利厚生のため電車貸し切りのぶどう狩りツアーなどを企画。「楽しかった」「ありがとう」。社員の声はうれしかったが、「周囲と協力して作り上げた物が人の役に立つこと」が何よりの喜びだったそう。定年後は精神障害者へのケアボランティアや、バリアフリーの街づくりに向けた検討会にも精力的に参加。伊勢原の福祉向上にむけた取り組みに関わっている。
○…25歳で結婚。その後知人の紹介で伊勢原の物件を紹介され「大山をきれいに望める場所だったから」とすぐ契約。趣味がハイキングだったことも決断を後押しした。「眺望もですが、今思うのはやはり人。伊勢原の人は本当に温かい。私ももっと立派な伊勢原人になりたい」とにっこり。フェスタは今月31日まで。「ぜひぜひお越しください」―。笑顔満開で語った。
愛甲石田駅近く家族葬専用式場「ゆかりえ」家族葬から樹木葬。友引の日に無料相談会を開催しています。 |
愛甲石田駅近く家族葬専用式場「ゆかりえ」家族葬から樹木葬。友引の日に無料相談会を開催しています。 |
<PR>
|
<PR>