寸劇や体験を通じて児童虐待について学習しようという授業が、3月15日、伊志田高校(植田かおる校長)で同校の1年生280人を対象に行われた。市子育て支援課・児童相談センターが行ったもので昨年に続いて2回目。
寸劇は就職活動中の大学生カップルの間に双子の妊娠が発覚、十分な時間もないまま想像以上に大変な子育てが始まるというストーリー。県・市職員や伊勢原警察署の署員らが主人公、その親などを演じた。
劇の途中、生徒たちは妊婦の体型を再現した特殊な器具を身につけ、妊娠中の身体の負荷を体感。また、練習用の人形を使っておむつを替えたり、赤ちゃんの泣き声を聞くなどして子育ての難しさを学んだ。
妊婦体験をした川岸生蕗(いぶき)さんは「大きく出っ張ったお腹がひざにあたり座るのも大変。簡単だと思っていた子育ての大変さを痛感した」と話していた。
授業の後半にはSBS(乳幼児ゆさぶられ症候群)に関する映像も流された。泣きやまない赤ちゃんを強く揺すったことで脳出血を引き起こし、赤ちゃんに重い障害が残ってしまった例などが紹介された。
生徒たちは、十分な計画、考えを伴わない妊娠と出産が、虐待につながる危険があることについて理解を深めていた。
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