石田自治会が「卒寿」 8月10日に90周年記念式典
石田自治会(清水輝雄会長・1604世帯)がこのほど発足から90年を迎えた。同自治会では、8月10日(土)に石田子安神社(石田706)で行われる納涼祭に合わせて記念式典を開催する。
石田自治会は1923(大正12)年、成瀬村(当時)の行政機関を補助する形で、地区の区長会として発足(内藤市太郎氏・足立増太郎氏が区長)。当時は住民らで協力して地域の道などを点検・補修する道普請的な役目もあり、隣組をまとめる組織でもあったという。1954年の町村合併、1985年の自治会への名称変更を経て、現在の石田自治会となった。分割等が多少あるものの、石田自治会はその母体として、ほぼそのままの形で今に残っている。2011年から自治会長を務める清水さん(72歳)は63代目の会長。
伊勢原市内の自治会数は現在102。自治会への名称変更時に89自治会でスタートした。市民協働課によると、多くの自治会が区長会から始まっているが、昔の記録が残っていないものがほとんどで、石田のように発足年や歴代区長名が残っている地区はめずらしいとのこと。
清水さんが、知人で成瀬活性化委員会の会長を務める足立安章さん(72歳)の作る郷土記の手伝いをした際に、自治会の歴史も調べ、今年が90周年だということに気が付いたという。当時の区長はすでに全員が亡くなっていることもあり、地域の昔からの家庭を回って、見つかったのは歴代の区長の名前のみ。この1923年に区長会が出来たことについては、関東大震災があったからではと推測されている。
現在の石田自治会は、防犯パトロールや自主防災活動をはじめ、地域の公園や愛甲石田駅前の清掃活動、自治会館活動の支援などを行っている。清水さんは「昔から住む人、新しく石田に入ってきた人が融和して一緒に盛りたててくれます。高齢化も進んでいますが、日常の安心・安全を高められるようにお手伝いしていきたい」と話す。
記念式典は石田子安神社で8月10日(土)、午後5時から。石田商工振興会主催の納涼祭の中で行われる。
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