大山阿夫利神社社務局で8月17日、恒例の「大山サマージャズ&ラテンフレンドシップコンサート」が開かれた。今年は、県が進めている新たな観光の核づくり認定事業「平成大山講プロジェクト」の開始を宣言するキックオフイベントも開催。高山松太郎市長、黒岩祐治知事、かながわ観光親善大使で歌手の河村隆一さんによるトークショーに県内外から600人が駆けつけた。
横浜・鎌倉・箱根に次ぐ第4の国際観光地の創出を目指す県が、今年2月に認定した「平成大山講プロジェクト」。2017年までの5年間で大山・日向地区の年間観光客数を昨年の104万人から110万人にすることを目標に、市が県や地元企業などと連携し、さまざまなイベントで誘客を図るというもの。県から事業認定を受けたことで、知事のトップセールスなど県の支援が期待され、市では大山を広くPRする機会と捉えている。
キックオフイベントは、大山講プロジェクトを軸に、これから大山を県内有数の観光地として国内外に発信していく、その第一弾として行われた。トークショーでは高山市長、黒岩知事、河村さんが大山の魅力や将来の展望を語った。
コンサート開催も
「幼いころは大山こまでよく遊んだ」という河村さんは、ロックグループ「LUNA SEA」のボーカルでもある。メンバーの中に伊勢原高校の卒業生がいることにふれ、「伊勢原は10代からよく来たなじみの土地。パワースポットでもある大山で地元の方たちとコンサートを開き、音楽の文化を発信できれば」と思いを語った。これに黒岩知事は「県として全力で大山を後押ししたい」と話した。
トークショーを終え、高山市長は「音楽で大山の魅力を高めるというのは夢がある。今日は色々なアイデアを頂いた」と振り返った。
友人4人で訪れた大畑稲子さん(35歳・愛知県在住)は「初めて来た大山は旅館が並び雰囲気も素敵。また来たい」と笑顔だった。
市商工観光振興課によると、河村さんのコンサートについて現在検討しているとのこと。
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