一人ひとりに防犯を呼びかけた
安全安心まちづくり旬間の初日に合わせた街頭啓発キャンペーンが10月11日、伊勢原駅周辺で行われた。
当日は、防犯指導員部会、地域防犯連絡所、伊勢原警察署からおよそ30人が参加。駅利用者たちに啓発物品を手渡しながら、およそ１時間に渡り振り込め詐欺の被害防止などを訴えた。
伊勢原警察署によると、今年９月までに市内で発生した刑法犯罪は前年比９件増の６４７件。また、10月10日までに発生した振り込め詐欺事案は11件で、被害額はおよそ３４００万円にのぼる。昨年１年間で発生件数３件、被害総額が３９０万円だったことから、被害の拡大は深刻だ。
こうした状況を受けて、片山真副署長は「街頭キャンペーンでの呼びかけにくわえて、日ごろから一人ひとりが防犯意識を強く持つことが大切」と話した。
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