高山市長インタビュー 観光とインフラ整備に注力 就任1年を振り返る
高山松太郎市長の就任から1年が過ぎた。本紙では、これまで財政再建を掲げて市政運営を行ってきた高山市長が肌で感じたこと、また、今後の展望をどう考えているかなど、高山市長に伺った。
―就任から1年。率直な感想とこれからの課題を
財政が厳しいのは分かっていた。それは就任してからも変わっていない。予算編成でもゼロベースでの事務事業見直しをお願いしてきたが、短期間では難しかったのが現実。行政は継続が大切。スピード感を大事に、来年度に向けてやっていかなければ市の財政が持たない。観光の核のひとつに選ばれ、知事が先頭に立って売り込みをしてくれています。それに伊勢原の施策を加え、お金を使わずに伊勢原の良いところをアピールしていきたい。
―第4の観光の核をめざした今後の市の観光についての取り組みや考え方は
企業や団体、市民の方も盛り上がってきています。伊勢原だけでは観光は成り立たない。秦野市や厚木市と連携してやっていければ面白い観光地ができると思っています。
―公式イメージキャラクター「クルリン」をはじめ、ネーミングライツや市民ファンドなどの新事業。手ごたえと今後の展望は
伊勢原のためになることは何でもやっていく。クルリンもファンドもその一つ。おかげさまでクルリンは可愛いとの声も多く聞いています。作ったものが喜ばれるということは自然とPRになる。
―「夢」を持てる施策はあるか
財政の厳しさにも繋がる市街化区域の少なさ。裏を返せば自然があり空気が綺麗だということ。国道246バイパスや新東名、ロボット産業特区などを利用して、伊勢原らしい街づくりの先に夢があると信じています。市の財産である自然と遺跡。それを壊すつもりはない。行ってみたい、住んでみたいという街を作ることが一番の課題。その象徴が大山であり、歴史ある日向薬師だと考えている。
―始まったばかりの新総合計画。これから優先的に取り組みたい分野・事業は
まずやらなければいけないのが、インフラ整備に合わせた街づくり。そして少子高齢者対策を進め、市民がすべての面で健康にすごせるようにしていきたい。
―市民へメッセージを
これからも子や孫の世代のために一生懸命取り組みます。
10月28日起稿
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