原稿には大山への熱い思いを込めたという
上粕屋に住む宮崎武雄さん（73歳）が現在、大山の歴史や史跡、観光スポットなどをまとめた「相州大山今昔史跡めぐり」（仮称）を執筆中だ。
宮崎さんは１９６６年、結婚を機に都内から大山へ移り住んだ。以来、40年以上にわたり大山に暮らした。第二の故郷とも言える大山の魅力を「多くの人に伝えたい」と２００４年、１００ページにおよぶ大山の手作りガイドブックを自費出版。２千部が売れる人気となった。
現在執筆中の作品は、このガイドブックが基。７年前に「アド・おおやまみち」というサークルを立ち上げ、大山道の研究も行う宮崎さんが、１年前から大山道を歩き直して新たな史跡や風景を探した。そうして集めた情報がふんだんに盛り込まれた新刊は２００ページを超える見通しだ。
本は、12月初旬に発売予定。宮崎さんは「この本が大山へ来るきっかけになれば。大山登山の際は、ぜひ大山寺と阿夫利神社の両方を訪れてください」と話している。
問い合わせは【携帯電話】０９０・４１３７・１５５２宮崎さんへ。
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