愛甲石田駅南口から東成瀬地区、見附島地区などを循環する3・1Kmのバス路線(=別表)が開通する。今日3月7日(金)に開通式が行われ、同10日(月)から運行を開始。地域住民の高齢化を背景に、周辺自治会からは路線バスの運行を望む声が2006年3月ごろから上がっていた。伊勢原市では神奈川中央交通(株)と検討を重ね、このたび開通の運びとなった。
「駅に行くため仕方なくタクシーを使う人も多い」。東成瀬自治会の樋口茂会長(71歳)はこう話す。
樋口会長によると、350世帯からなる同自治会には車を運転しない高齢者や体の不自由な人も多く、こうした人が愛甲石田駅に行くには徒歩かタクシーしか手段がない。「駅までは坂もあり歩くのは大変。かといって毎回、家族が送り迎えというわけにもいかない。バス路線の開通には皆歓迎」。時刻表を配りながら各戸に説明してまわった樋口会長は住民の反応をこう説明する。
一方で懸念もある。東成瀬地区の路線は幅員がせまく、また学生の往来も多い。樋口会長は「事故が起きないよう、自治会として見回りをすることも検討する」として住民有志で対策をとる考えを示す。これに対し、市担当者は「運行していくなかで出た課題にはそのつど対応する」と話している。
市内初
使用されるのは、市内初となるバリアフリーの施された35人乗り小型ノンステップバス。青い車体に市公式キャラ「クルリン」のイラストがあしらわれている。運行はおおむね20分間隔。運賃は一律170円。
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