法人化1周年を迎える(一社)伊勢原市観光協会の事務局長を務める 鍛治 栄一さん 62歳
観光の請負人
〇…観光客誘致の中軸を担う伊勢原市観光協会。昨年4月に一般社団法人化した同会の責任者としてこの1年、公式ホームページのリニューアル、市公式キャラクターグッズの企画販売などPR活動に力を入れた。法人移行の初年度だったこともあり「やり残したことも多かった」という。「もっとスピード感をもって仕事を進める。独立採算の体制を早く築かないと」。次年度にむけ気合十分だ。
〇…福岡県に生まれた。小学生のころから読書が好きで、あまり外で元気よく遊ぶような活発な性格ではなかった。高校では考古学部に在籍。持ち前の探求心で歴史ロマンに思いを馳せる青春を送った。長崎県内の大学では音楽サークルに在籍。そこでマネージャーを務めたことが転機に。「サークル合宿の手配をした時です。現地の観光や宿泊地を調べたりすることが楽しく自分に合っているなと感じました」。卒業後は旅行会社の大手・JTBに就職、上京した。
〇…社員寮のあった横浜市で新生活はスタート。退職までの35年間、旅行企画、営業、社員教育に従事した。退職後はそれまでに培ったキャリアをいかそうと、県職員の民間採用枠に応募。県では観光室長、観光課長を務め、昨年から市観光協会に移った。「観光客を呼び、地元人だから知る伊勢原の魅力でおもてなし。そんな『着地型観光』のモデルを根付かせたい」。大きな青写真を描き、日々仕事に向き合っている。
〇…「いつも支えてくれる妻には感謝です」。子どもたちは独立し、現在は夫婦で暮らす。家に帰れば優しく穏やかな夫だそう。かつて新婚旅行で宮崎県を訪れて以来、毎年の国内旅行が2人の約束。旅の企画を肴に飲み交わすのが何よりの時間だ。「誰にとっても旅行は待ち遠しくて楽しいもの。観光客だけでなく自分たちも感動するような、まちの魅力や新たな観光資源を発掘したいですね」。笑顔で意気込みを語った。
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