この春から理科の授業が始まる新小学3年生を対象にした「理科にチャレンジ」と題する講座が4月5日、子ども科学館で行われた。
この講座は、理科の面白さを味わい、新しい教科に慣れてもらおうと今回初めて企画されたもの。当日は、市内の小学生とその保護者およそ30人が参加。子ども科学館の初代館長を務めた牧喬さん(70歳)が講師を務め、植物の観察や記録の仕方などを指導した。
参加者たちは、虫眼鏡やルーペを使って植物を細部まで観察。その後、デジタルカメラのレンズとルーペを近づけて観察した植物を接写したほか、スケッチや押し花作りにも挑戦した。
押し花作りでは子どもたちが、台紙に桜の花びらなどをていねいに乗せ、それを電子レンジで加温。水分がなくなった植物をプラスチックのセロハンで覆い、世界に一つだけの押し花を完成させていった。
参加した岡村和樹君(大田小3年)は「押し花の色を出すのが難しかったけど楽しかった」とコメント。母の直子さんは「楽しそうに取り組んでくれて良かった。理科を好きになってくれたら」と話していた。
講座について牧さんは「やらせてみれば、親が思う以上に子どもはできる。それを知ってもらうために親子参加の形にしました。また開ければ」と話した。
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