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伊勢原版 公開:2014年4月25日 エリアトップへ

部に昇格 射程距離 伊勢原高 射撃同好会が発足1年

公開:2014年4月25日

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銃の使い方を説明する山口さん(左から2番目)
銃の使い方を説明する山口さん(左から2番目)

 伊勢原射撃場の営業再開に合わせて昨年4月に発足した伊勢原高校(深川伸一校長)のライフル射撃同好会。2年目の今年は同好会から部に昇格できるかどうかの分岐点を迎える。部員たちは新入生の勧誘に必死だ。

 「こういう風に構えて、的を狙います」。ライフル射撃同好会の”部長”を務める山口直也さん(2年)は、新入生たちにビームライフルの使い方を分かりやすく説明する。見学に訪れた品川悦毅さん(1年)は「説明を聞いて入りたいと思った」と入会を前向きに検討している様子だ。

 同好会は、現在13人のメンバーで活動する。週に2回、伊勢原射撃場を訪れ、ビームライフルを使って練習を行っている。射撃場の利用料は1回300円。学校から現地までの交通費も自己負担だ。「節約のため射撃場から伊勢原駅までは歩いて帰っています」。山口さんは、決して小さいとは言えない経済的な負担を口にする。

 同好会では、今年に入りビームライフル1台を生徒会費で購入。通常、備品は部の活動費で購入するが、同好会にこうした予算はない。今回、学校側が特別に許可し購入の運びとなった。

 「皆、まじめに取り組んでいる。学校内で練習できる環境を少しでも整えてあげたかった」。顧問の岡野佑也教諭はライフル購入の経緯をこう説明する。

 生徒や顧問にとって部への昇格は悲願。同校では、同好会が2年間、継続的に活動を続けた場合、生徒総会で承認されれば部に昇格できるという規定がある。「他の部活と同じように多くの仲間と校内で練習できるようになればうれしい」。山口さんは「ライフル射撃部」誕生に期待している。

 あす4月26日には初の公式戦となる関東大会の県予選に同好会として参加する。選手たちは初勝利と部昇格を目指し練習に励む。

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