「古豪復活」目指す
5月30日から茨城県と群馬県で行われる関東高校バレーボール大会の県予選が5月10・11日、県内各会場で行われ、伊勢原(女子)と向上(男子)が3位となり関東大会の出場権を獲得した。伊勢原は4年ぶり37回目、向上は6年連続12回目。
インターハイ15回、春高バレー8回出場という輝かしい歴史を持つ伊勢原。関東大会の常連校だが、ここ数年は低迷。大和南と川崎市立橘の2強という県内女子バレーの勢力図を「古豪復活」で塗り替えたい。
関東大会の経験者がいない分、予選前には不安もあった。しかし、2月の新人戦で3位と健闘し、勢いそのままに予選トーナメントを勝ち上がった。古谷ちなみ主将(3年)は「練習でやってきたことがコートでしっかり出せた」と勝因を分析。優勝した大和南、準優勝の市橘に次ぐ成績だが、「相手のペースに合わせてしまう点は課題。関東までに修正したい」と気を抜かない。
「うちに飛び抜けた選手はいない。全員バレーをしっかり見せて、一つでも多く勝ちたい」と中坂慎次郎監督。古谷主将は「過去最高のベスト4が目標」と意気込んでいる。
全国見据え
中学時代、JOCジュニアオリンピックカップの県代表に選ばれた小松大祥主将(3年)を擁する向上。県予選の準決勝では優勝した市橘に0-2で敗れるも、1セット目に19点、2セット目には20点を奪うなど粘りをみせた。
「主将の小松を軸に2年間かけてチームを作ってきた」という三浦光広監督。予選を振り返り「選手一人ひとりの『勝ちたい』という気持ちがしっかり一つになっていた」とチームの一体感と仕上がりに手ごたえを感じている。
昨年の関東大会では2回戦敗退に終わった。「現チームが関東の強豪にどこまで通用するか。過去最高のベスト16を目指したい」と三浦監督。それぞれ2回目となる「インターハイ・春高バレー出場」が合言葉の選手たち。気持ちを一つに、まずは関東で躍動する。
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