桜台小学校区の親子を対象にした陶芸教室が6月28日、同校体育館で開かれた。
4つの地域子ども会で構成される「桜台地区子ども会育成会連絡協議会」(苧側小百合会長/桜台地区子連)が主催したこの教室。参加者たちは、日向在住の陶芸家・木村文明さんの指導のもと、ブルーシートの上で粘土をこねコップや灰皿などをかたどっていった。作品は木村さんの工房で焼かれ、8月末ごろ参加者に引き渡される予定だ。
今回が4回目の参加という水嶋菜々子さん(10歳)は「ペン立てを作った。上手に仕上がってほしい」とうれしそうだった。
陶芸教室の開催にあたり桜台地区子連では、子ども会に入っていない児童たちにも参加を呼びかけていた。その結果、参加者は雨にも関わらず90人を超えた。
苧側会長は「地域の子どもたちがこうしたイベントに等しく参加できることが大切。声かけをしてよかった」と振り返る。
解散乗り越え
桜台地区子連は今年3月、役員のなり手不足から解散の危機を迎えていた。だが、「地域の子どもは地域で育てよう」といった声も強く、解散はいったん保留に。組織のあり方や課題を再検討する1年間と位置付けて、今年度も活動を続けている。
今回の陶芸教室に地域から多くの参加があったことについて、苧側会長は「地区子連の役割や方向性を再確認する機会になったのでは」とコメント。今後も地域の子ども、大人が交流できるようなイベントを開催していく方針だ。
こうした動きには行政の協力も欠かせない。毎年、陶芸教室の準備に協力している伊勢原南公民館の代田豊館長は「今後も地元の公民館として子ども会や地区子連と積極的に連携していきたい」と話している。
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