「春高バレー」の名で知られる全日本バレーボール高校選手権大会の神奈川県予選準決勝が11月9日、藤沢市の秋葉台文化体育館で行われ、伊勢原高校女子(中坂慎次郎監督/29人)が川崎市立橘に勝ち、選手権への出場を決めた。同校の春高バレー出場は18年ぶり16回目。大会は来年1月5日から11日、東京都渋谷区の東京体育館で行われる。
上位2校が全国に進める神奈川県予選。春高切符をかけた準決勝は大歓声のなか行われた。市橘は、20年連続で春高に出場している強豪で、伊勢原が20年も勝てていない相手。「橘有利」の見方が強いなか、下馬評を覆したのは三澤杏奈選手(3年)とエースの古谷ちなみ主将(同)だった。
三澤選手は、開始直後からサービスエースを量産。その後も精度の高いサーブを供給し橘のリズムを崩した。逆に波に乗った伊勢原は、得点源である古谷主将のアタックもさえ、25-21で第1セットを獲った。
第2セットでは、23-24からの3連続得点で会場を沸かせた伊勢原。26点目が決まると、リザーブを含めた全選手がコートに駆け出し、抱き合った。中坂監督が「この日のラッキーガール」とほめたたえた三澤選手は「初めて橘に勝ててうれしい」と喜んだ。
試合後、橘の主将から「全国でも頑張って」と声をかけられたという古谷主将。「周囲の協力に感謝をし、負けたチームの分まで精一杯頑張りたい。目標は(過去最高の)ベスト8」と意気込みを語った。
もう一方の準決勝は、大和南が湘南台に2-0で勝利。この結果、伊勢原と大和南が選手権進出。同日行われた決勝では大和南が伊勢原に2-0で勝利した。
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