第34回県央・県北学童軟式野球大会(主催/県野球連盟県央・県北地区)の決勝が11月22日に大和市の大和スタジアムで行われ、成瀬少年野球教室(平石武監督・21人/以下成瀬)が相模ブルーバッズ(相模原市)に4-2で勝利。昨年は初戦敗退に終わった成瀬が27年ぶり4度目の優勝を果たした。
市の予選を勝ち上がって3年連続の本戦出場となった成瀬は、飯田歩(石田小6年)と平石翔也(同)の2枚エースを擁し、守りの野球で大会に臨んだ。今春から続く市大会無敗を支える両右腕は今大会でも好投。初戦のレッドベアーズ(愛川)に4-0で勝利すると、吉岡サプリングス(綾瀬)に6-1、イエロースネークス(座間)に2-1と投手力を見せつけた。
決勝では先発の平石が相手打線を散発5安打に抑える好投。打席では同点にされた5回、逆転のスクイズを決めるなど投打に活躍した。神谷柊汰主将(成瀬小6年)は「選手間でミスをカバーし合いながら勇気をもってプレーできたことが良かった」と振り返った。
成瀬には現在、石田小・成瀬小の児童21人が所属する。30年以上の歴史を持つ軟式野球チームで、普段は石田小グラウンドやいせはらサンシャインスタジアムで練習を行っている。平石監督も小学生のころ成瀬でプレーし、27年前の優勝メンバーでもある。
そんな平石監督がチームの指揮を執るようになったのは昨年から。チーム史上初の「OB監督」として選手たちにわが子同然の愛情を注ぐ。「中学野球、高校野球への土台作りが監督としての仕事」と先を考えた指導を心がけている。
12月には6年生が引退し新チームが発足する。平石監督は「細かい野球で勝てるチームを目指したい」と意気込んでいる。
愛甲石田駅近く家族葬専用式場「ゆかりえ」家族葬から樹木葬。友引の日に無料相談会を開催しています。 |
愛甲石田駅近く家族葬専用式場「ゆかりえ」家族葬から樹木葬。友引の日に無料相談会を開催しています。 |
<PR>
伊勢原版のローカルニュース最新6件
|
<PR>