公益社団法人日本青年会議所が主催する「JCI Japan少年少女国連大使」に市内大住台在住の松永喜恋さん(自修館中等教育学校3年)が選ばれた。
この事業は、日本青年会議所が未来の人材育成と国際協力をめざして2011年から行っているもの。全国各地の青年会議所を通じて応募した小学5年生から中学3年生の中から選ばれた30人が、少年少女国連大使としてニューヨークの国連本部を訪れて国連ミレニアム開発目標について学ぶ。また帰国後は、様々な青年会議所の活動を通じて国連ミレニアム開発目標の重要さを伝えていく。
伊勢原青年会議所(中村直純理事長)を通じて応募した松永さんは、市内20人から選ばれた2人の内の1人として日本青年会議所へエントリー。全国から集まった120人以上の応募者から選ばれた。「先生に事業を紹介され興味を持ちました。テレビでしか見ることの無い貧困な国々の子どもたちに、自分が何かできる事はないか学びたい」と松永さんは話す。
松永さんは学校では新聞部に所属。趣味は読書などで文章を書くことが好きなのだとか。またボランティアにも興味があったという。
中村理事長は「大使として学んでくる松永さんの実体験を通じて、市内の方々に広く発信していきます。まずはしっかりと松永さんをサポートしていきます」と話した。
松永さんと伊勢原青年会議所の代表者は今後、事前研修会などを経て7月末に他のメンバーと共にニューヨークへ。約1週間の滞在期間中は現地でホームステイをしながら、国連日本政府代表部の講話を受けるなど、国際社会や国際協力の必要性について学ぶ。また帰国後は、伊勢原青年会議所と一緒に少年少女国際大使として学んだことを広める活動をする。松永さんは「不安も緊張もありますが楽しみです。しっかりと考えて多くの人に貧困について伝えていけるように頑張ります」と笑顔で話した。
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