子どもに物づくりの楽しさを伝える「エジソンプロジェクト〈遊び隊〉」の代表 徳永 龍次さん 高森在住 60歳
笑顔で徹する裏方役
○…ペットボトルで作ったロケットを水の力で40mの高さまで飛ばす。これだけではない。改良に改良を重ねた”新型機”にはパラシュートを搭載した。8月2日に成瀬小学校で行った「ロケット作り教室」では快晴の空に打ち上げた編隊が落下傘を背負いゆっくりと降下。子どもたちの歓声が会場に響き渡った。「皆の笑顔が見たいから毎年やっているんです」。教室を主催する「エジソンプロジェクト〈遊び隊〉」の代表としてうれしそうに語る。
〇…鹿児島県に生まれた。幼少期は身のまわりの機械に対して関心が強く、「どうして時計は動くの」などと、よくドライバーを片手にその仕組みを追った。「手先はわりと器用でしたし、物づくりが好きだったから」と高校生のころ技術者を目指そうと決意。卒業後に上京し、武蔵工業大学で機械工学を学んだ。24歳で食品機械メーカーに就職。厚木市内に勤務していた30歳の時に結婚し高森へ移り住んだ。現在は妻と2人の子どもと暮らす。
〇…エジソンプロジェクトの発足は2008年4月。青少年指導員の経験者有志が「子どもたちに物づくりの楽しさを」と集まった。発足当初から代表を務め、現在11人の会員をまとめる。「皆が楽しく活動できる環境整備が私の仕事」と話し、自身を「裏方役」と位置付ける。ロケット作り教室の次は秋に「手作りマジック教室」を控え、すでに準備が始まっている。「皆でアイデアを持ち寄り、新しい手品を考えるのは簡単ではない」といい、時に打ち合わせは深夜にも及ぶ。
〇…今春60歳を迎えたが、積み上げた経験を生かして今も仕事を続けている。「健康が第一」と毎朝5時に始める3Kmのランニングを日課とし、帰宅後は冷水シャワーで気合を入れる。「仕事やエジソンプロジェクトから得る充実感は大きいと思います。今後も楽しく長く続けていきたいですね」。笑顔を輝かせながら意気込みを語った。
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