大山ケーブルカーの新型車両デビューを記念した「出発式」が10月1日、大山ケーブル駅の構内で行われた。式典には大山観光電鉄(株)の堀康紀社長、高山松太郎市長、渡辺紀之県議らおよそ40人が出席し晴れの日を祝った。営業再開を心待ちにしていた人たちも早朝から長蛇の列をつくり、午前9時の始発は即満員となった。営業運行は137日ぶり。
出発式は満員の始発電車を前に行われた。冒頭、堀社長は「4カ月半にわたる改修工事は、無事故で終わることができました。これからも今まで以上に安全第一を心がけてまいります」とあいさつ。続いて、高山市長は「ミシュラン・グリーンガイド・ジャポン」(改訂第4版/仏語)に大山が星付きで紹介されたことにふれ、「行政としても大山の観光PRにできるだけ力を入れたい」と抱負を語った。新車のにおい香る車内では、カメラで式典を撮影する人の姿も多く見られた。
式典終了後の午前9時、始発電車が大きな拍手を背に出発進行。その後も10分間隔で発着する臨時ダイヤで運行は続いた。この日、座間市から訪れた水野邦夫さん(67歳)は「天井窓の開放感といい、乗り心地といい、以前の車両よりも良いですね」と感想を述べ、「また乗りに来たいです」と満足そうに話していた。
大山観光電鉄(株)では、11月15日(日)まで「大山ケーブルカーリニューアルキャンペーン」を実施。期間中は記念グッズの販売や、新旧車両を描いた絵はがきのプレゼント(各日先着300人)などが行われる。
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