11月3・4日に行われる「伊勢原ちょい呑みフェスティバル」の実行委員長を務める 沢藤 春花さん 産業能率大学3年 20歳
夢を形に 前へ前へ
○…地域の活性化を目的に各地で開かれている「ちょい呑みフェスティバル」。おもに地元の飲食店主たちが音頭をとって行うのが一般的だが、伊勢原は違う。「大学生が企画、運営する面白さと、その一方にある難しさも痛感しています。地域の方々に助けられながら準備を進めています」。3年前から産業能率大学の学生が主体となってイベントは開催され、その中心となる実行委員会の委員長を務めている。今年の委員は5人。「お店とお客様が一体で楽しめる2日間になれば」と準備にも熱がこもる。
○…大阪府に生まれた。父の転勤で就学前に相模原市に移り、その翌年からは中国上海の日本人学校へ。さらに2年後には再び相模原市に戻り、現在も暮らす。「関西弁と中国語の”二か国語”が話せましたよ」と幼少期を笑顔で振り返る。転機は、高校1年生の時。当時、ファンだったアイドルのコンサートに行った時のこと。豪華絢爛なステージと5万人の観衆が一体になった空間に圧倒された。「熱狂の中に感動もあり、忘れがたい記憶として残りました。初体験でしたね」
○…「感動を受け取る側から創る側に立ってみたい」と、高校卒業後は産業能率大学の情報マネジメント学部に進学した。ゼミでは音楽の著作権などを学び、今年の夏には都内のイベント運営会社にインターンとして入り、舞台裏のさまざまな仕事を体験した。現在、力を注いでいるちょい呑みフェスティバルへの参加は、まっすぐ見据える先の一里塚でもあるようだ。
○…学業やフェスティバルの準備で、週の大半を伊勢原で過ごす。今後は就職活動も始まり、多忙の毎日が続くが、不安でなく期待を胸に前を向く。「たとえ理想と現実のギャップに直面しても、悔いなく向かっていこうと思います。自分がどこまで進めるか楽しみにしているんです」。趣味の映画鑑賞は少しお預けにして、「夢を形に前へ前へ」と今この時を歩んでいる。
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