12月8日、南公民館でクリスマス飾り作り教室の講師を務めた 佐藤 祥子さん 東成瀬在住
優しい指導に笑顔咲く
○…中央に置かれたガラスの器には、白いろうそくが水に浮いている。その周りを囲むのは、カーネーションやコニファー、ペッパーベリーなど色とりどりの生花たち。12月8日に南公民館で開かれた教室では、およそ15人の参加者が、聖夜を彩るフラワーアートに取り組んだ。「枯れてしまった花を替えて、底を和紙でくるめばお正月飾りにもなります。作品を長く楽しみ、和んでくださいね」。優しさあふれる指導に教室では受講者の笑顔が咲いた。
○…千葉県に生まれ、母の影響で生け花に親しんだ幼少期。「もともと引っ込み思案で人見知りだった」が、「思い切って見たことのない世界を見てみよう」と大学入学後に一念発起。アルバイトでお金をため、米国へ留学した。異なる文化、人種にふれるなか「自分から進んで行動し、経験を積むことの大切さ、楽しさを知りました」と振り返る。大学卒業後、社会人を経て結婚。長男と年子の双子姉妹に恵まれ、東成瀬に移り住んだ。
○…結婚間もないころは子育てにくわえ、両親の介護にも尽くした。そうした日々を送るなか、「お花を習ってみたら」と夫に勧められた。フラワーアレンジメント教室に通い始めたのは30歳を迎えたころ。花に癒され、趣味と家事を両立する生活が始まった。後に講師の資格を取得。現在はフラワーデザイナーとして各地で教室を開くほか、PTAや公民館主催の教室にも多くの依頼を受ける。「あの一言は忘れません。陰で応援してくれる主人には感謝」と頭を下げる。
○…モットーは「進んで楽しむこと」。流行の音楽やファッションにもアンテナを張り「最近はテイラースウィフトをよく聴きます」とにっこり。講師だけでなく、南公民館の一眼レフカメラ教室にも通い始めた。「人生に”もう遅い”はないと思います。お花もその一つ。その魅力をもっと伝えていけたら」。今後の抱負を優しく教えてくれた。
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