頭部に面、上半身に胴を着用して攻撃し合う「防具空手」の全国大会「第34回硬式空手道全国選抜優勝大会」(主催/硬式空手道競技法推進会・全日本硬式空手道連盟)が12月6日、愛知県名古屋市で行われた。伊勢原市からは伊勢原中学校1年の永原翔平君(13歳)、伊勢原八雲幼稚園年長の颯大君(6歳)兄弟が出場し、それぞれの部門で優勝した。
防具空手の世界では、毎年7月に東京都渋谷区で行われる「全日本硬式空手道選手権」と今大会が最高峰とされ「夏の代々木、冬の名古屋」を目標に稽古に励む競技者も多いという。
全日本硬式空手道連盟の事務局によると、両大会には過去の全国規模の大会で上位入賞し、主催者側からの推薦を受けて出場するのが一般的だという。
翔平君は昨年の代々木・名古屋を制し、颯大君は今年の代々木で準優勝、7月に千葉県で行われた「玄気道第28回日の本旗全日本オープン」で優勝するなど活躍。こうした実績を引っさげ、翔平君は「中学一年の部」(出場10人)、颯大君は「幼児の部」(同10人)にそれぞれ臨んだ。
試合時間は中学生までが1分30秒。体に攻撃が決まると1点(面への上段蹴りは2点)。点数の多い方が勝ちとなり、時間内に5点差がつくか、連続3点が入った時点でも終了となる。試合はトーナメント方式で、翔平君、颯大君はそれぞれ3試合に出場し、すべて時間内で勝利した。
「優勝できてとてもうれしかったです。これからも稽古を頑張ります」と口をそろえた永原兄弟。現在2人は「心嘉会館」(浜田仁示館長)に所属し、市武道館や伊勢原小学校体育館などで稽古に励んでいる。
翔平君が、格闘技へのあこがれから小学1年で防具空手を始め、颯大君は5歳の時に兄の背中を追った。今後の目標について翔平君は「空手では黒帯を目指し、学校の勉強もしっかり頑張りたいです」とコメント。颯大君も「もっと頑張っていきたいです」と笑顔で抱負を語った。
伊勢原版のトップニュース最新6件
|
|
|
|
|
|
愛甲石田駅近く家族葬専用式場「ゆかりえ」家族葬から樹木葬。友引の日に無料相談会を開催しています。 |
|
<PR>