市内子易の大山菜加工所で行われている「おおやま菜漬」の漬け込み作業がピークを迎えている。今年の大山菜は生育が早く、葉も大きいという。昨年より多い約3トンが収穫され、2月いっぱいまで漬け込み作業が行われる。
大山の麓、子易地区で栽培される大山菜は、「おおっ葉」「子易菜」とも呼ばれるカラシナの一種。地元名産の漬物として江戸時代から先導師旅館でも振る舞われてきた。手作業で一つひとつ塩漬けされるその味は、塩もみの刺激で独特の辛味を出す。
「今年は温暖な気候だったため、例年に比べ生育が早く、葉が大きめです」とJAいせはら大山支所の加藤正彦さんは話す。生産者の減少により収穫量も減少しつつある大山菜。7年ほど前は約6トンの収穫があったが、昨年は寒さも影響し、2・3トン。しかし今年は気候に恵まれ約3トンの収穫が見込まれている。
作業の様子が公開された12月14日は、約275kgの漬け込みが行われた。水で洗った後に塩をふってもみ込み、樽に2日間漬ける。その後さらにもみ込み、辛味を出したら水分を絞り袋詰めをして完成する。
「おおやま菜漬」は2月下旬頃までJA大山農産物直売所や市内のJA直売所で販売される。1袋300g入りで330円(税込)。
「毎年楽しみにしている方はもちろん、初めて食べる方も口に広がる独特のピリッとした辛味をお楽しみください」と加藤さん。
問い合わせはJA大山農産物直売所/【電話】0463・92・4020(午後2時まで)
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