伊勢原版 掲載号:2016年1月15日号 エリアトップへ

少年少女国連大使を終えて 自修館中等教育学校 松永喜恋

文化

掲載号:2016年1月15日号

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 私がこの事業を知ったのは、学校からの紹介がきっかけでした。応募を悩んだ時期もありましたが、いつも見ていることしかできなかった世界の問題について考えられるめったにない機会、少しでも私にできることが見つかるかもしれないという思いで応募しました。

 その後、自分が国連大使に選ばれ、NY研修に向けた事前研修会などを通して大使としての実感と決意が固まっていったように思います。そして7月の終わり、私たちはNYへと旅立ちました。

 まず私たちは表敬訪問に行き、日本国領事館でお話を伺いました。領事館にはいろいろな部署があり、その中の領事部ではアメリカに滞在している日本人の安全確保などを行っているそうです。外国でも日本人が安心して暮らせるようになっていることをこの時初めて知りました。もう一カ所の国際連合日本政府代表部では、東日本大震災の話がとても記憶に残っています。大震災のとき、日本には多くの支援がありました。それは、日本が支援していた国から多くの協力が得られたことが関係しているそうです。こうして世界で助け合うことはできるのだと知ることができたのは私にとって大きなことでした。

 表敬訪問後、一週間お世話になるホームステイ先へ行きました。英語もあまり喋れないので緊張しましたが、とてもフレンドリーに接してくれました。文化の違う外国でも人の温かみを感じられることが嬉しかったです。

 こうして一日目が終わり、二日目から本題に入っていきます。

多くのプログラムを学ぶ

 私たちはこの研修で多くのプログラムを受講しました。その中でもKodama Naomiプログラムでは、世界の子供たちの現状や同氏の活動「ナッシングバットネッツ」という蚊帳を集める活動についても学びました。Naomiさんは幼いころから、自分の誕生日プレゼントに募金を集めるなど積極的に世界の問題に取り組んでいたそうです。自らの目で現状を見ているNaomiさんのお話はとても参考になりました。

 このようなプログラムを経て、国連本部での発表の準備が始まりました。大使30名は予め6人ほどのチームに分かれ、チームごとに調べる内容も違います。私のチームは幼児の死亡率について調べました。幼児の死亡率は年々減少しているものの、未だ多くの子供が亡くなっています。また、その原因の多くは事前に予防できる感染症や栄養不足です。世界で協力することができれば多くの子供たちを救えるのです。私が15歳までを当たり前に生きてきたことはとてもありがたいことであって、それは世界の子供みんなに必要なこと。それなら自分たちができることを一つ一つこなしていこうと感じました。

 そして、自分たちが感じたことを、本番で絵に描いて発表しました。大勢の人の前、緊張しましたが、無事発表を終えることができました。しかし、これで終わりではありません。私はこの後、日本の皆さんにも私が学んだこと、感じたことを伝えていきます。そして、自ら募金活動を始めるなど、小さなことから一つずつ、世界の誰かの役に立てればと思っています。

◆伊勢原青年会議所では、少年少女国連大使の推薦をはじめ、多くの街づくり事業を行っている。青年会議所の事業、または少年少女国連大使に興味のある方は、同会議所ホームページから連絡を。

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