市内田中の子ども科学館(岩田孝館長)の入館者数が昨年までに延べ150万人を突破した。これを記念して2月13日(土)には、同館のプラネタリウムで「スプリングピアノコンサート」が開かれる。当日は、市内在住のピアニスト・津田幸枝さんら有志が生演奏を披露するほか、音楽に関するワンポイントアドバイスを行うコーナーなども予定している。
子ども科学館は「科学のふしぎや楽しさを体験する科学の広場」として、1989年(平成元年)にオープン。館内には光の反射や気圧、空気の流れなど、自然現象のメカニズムを分かりやすく学べる設備・展示が並んでいる。
岩田館長によると、入館者数は毎年5〜6万人で推移し、今年1月10日時点の総入館者数は153万9515人。今年度の総入館・観覧料は、同日現在1260万5570円にのぼり、これは年度別で開館初年度に次いで高い数字という。 これについて岩田館長は「工夫を凝らした楽しいイベントや実験教室などを企画・開催してきたことで、『役に立つ施設』としての認知度が上がってきたのでは」と分析する。
そんな学びの場である科学館での経験から宇宙を志した人がいる。宇宙航空研究開発機構(JAXA)に勤務する大住台出身の飯塚亮さん(37歳)だ。
飯塚さんは高校生の時、科学館で星の楽しみ方を子どもたちに教えるボランティアに参加していた。天体の魅力を伝える経験から自身の宇宙への関心も高まり、現在の仕事に至った。「たくさんの子どもたちが科学館を訪れ、科学に興味をもってもらえたら。200万人、300万人と来館者が増えていってほしい」と飯塚さんは期待している。
ピアノとオカリナの共演
科学館では、これまでもコンサートが開かれてきたが、「150万人突破を記念して開かれる今回はさらにバージョンアップした内容」と岩田館長。当日はピアニストの津田幸枝さん、秦野市在住の岩田夏美さんがボランティアでピアノやオカリナを演奏する。
曲目は人気アニメ「妖怪ウォッチ」の「ようかい体操第一」、映画「となりのトトロ」の「さんぽ」などを予定している。
音楽のワンポイントアドバイスコーナーのほか、プラネタリウムに投影される映像と音楽のコラボレーション企画などもあり、大人も子どもも楽しめるコンサートになりそうだ。
開催は2月13日(土)午後3時50分から午後4時50分。開場は3時半。定員は先着100人で、観覧料は大人500円、4歳から中学生が200円。小学生以下は保護者同伴で参加を。3歳以下でも座席を使う場合は観覧券が必要となる。
現在、同館では参加者を受け付け中。
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