NPO法人「苺の会」の代表として春いろフェスタに協力する 原 眞子さん 西富岡在住
家族愛を原動力に
○…梅や菜の花が咲き誇る市内上粕屋の雨岳文庫を会場に、今年も『春いろフェスタ』が27日から開催される。参加する市民活動団体は年々増え、今年はおよそ40の団体が活動発表や模擬店の出店をする。自身が代表を務め、障害児者の支援を行う「苺の会」が、雨岳文庫でリサイクル着物店を出店したことをきっかけに、春いろフェスタ実行委員会に参加。初年度から企画・運営に携わっている。
○…生まれも育ちも伊勢原。25歳で結婚し、3人の子宝に恵まれた。生まれながらに障害のある娘と通っていた障害福祉センターで出会った母親たちと、母子の交流を目的とした「苺の会」を1993年に結成。以来20年以上にわたり代表を務めている。フリーマーケット出店や、手作り品の製作・販売などを通じて多くの団体と交流し、2007年からは、障害児者の楽しみと交流の場になればと無料映画会も開催している。「家庭で個々に子どもと向き合うより、一緒に活動することで息抜きになるんです」。現在は10人の会員のほかに200人以上の協力者が同会を支援している。
○…3年前、「多くの団体が参加する春の大イベントにしよう」と、雨岳文庫で交流のあった仲間で春いろフェスタを企画。期間や内容を毎年少しずつ変えながら開催し、現在は市外からも多くの人が訪れるようになった。「有形文化財にも指定されている山口家の雰囲気と、様々なジャンルの催しが楽しめるので、ぜひ足を運んでください」と笑顔で呼びかける。
○…「若い頃は控えめな性格で、リーダーなんてやったことがないんですよ」と照れ笑い。趣味は読書。仲間との活動も楽しいが、一人で黙々と読書する時間も大切にしている。振り返れば、娘がいたからこのような活動ができ、多くの出会いにも恵まれた。「子どもが私を強く変えてくれたんです」―。家族への愛を胸に、これからも自分らしく活動を続ける。
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