伊勢原の一大スポーツイベント「第31回大山登山マラソン」が3月13日に開催された。今年も過酷なコースを求めて全国から2405人のランナーが参加し、熱いレースを繰り広げた。
当日、ランナーたちは駅前を一斉にスタートすると、沿道からの大きな声援を受けながら、ゴールの大山阿夫利神社下社を目指して商店街を駆け抜けた。しかし、全長9・0Kmの登山マラソンのコースは上り坂が続き、後半には1610段の石段がランナーたちを襲う。急傾斜に悪戦苦闘しながらも、今年は2275人のランナーが完走を果たした。
埼玉県から初めて参加したという柿谷恵さん(47歳)は、「ずっと上り坂で苦しかったけど、登りきると達成感がありました。沿道の声援も温かく、また来年も出場したいと思いました」と感想を話した。
歓迎イベントも大盛況
大山登山マラソン実施に合わせ、伊勢原駅北口「竜神通り」では、駅前中央商店会が主催するランナー歓迎イベントが開催された。
全国から訪れるランナーたちに、伊勢原の良さを伝え、歓迎しようと毎年行われる同イベント。今年も多くの模擬店が並ぶほか、竜神太鼓やキッズダンス、振る舞い酒でおもてなし。楽しむランナーたちの姿が多く見られた。さらに会場では協賛イベントとして「いせはら樂市樂座」も開催され、通りを埋め尽くす人が集まった。
今年初めて行われたサンバチーム「ミストケンチ」によるサンバカーニバルは、イベントのメーンを飾り、会場は華やかなムードに包まれた。
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