日向薬師宝城坊(内藤京介住職)で春季例大祭が4月15日に開催され、市内外から約千人が来場した。
この例大祭は、「かながわのまつり50選」に選ばれている伝統行事。当日は本尊の御開帳のほか、修験者が高さ約5mのシイの木に登る「神木のぼり」を披露。本堂が改修中のため、今年も神木のぼりは林道途中の駐車場で行われた。
神木のぼりは、山伏が修行入りする前に行う安全祈願の儀式。山伏に扮した修験者が弓矢を射て四方の邪気をはらい、不動明王の前で剣を振って煩悩を断ち切ってからシイの木に登る。木の上で家内安全や五穀豊穣などを祈願する口上文が読み上げられると、最後に護摩炊きが行われ、修験者と来場者は火渡りで身を清めていた。会場を訪れた日向在住の秋山竜子さんは、修験者の放った矢を獲得し大喜び。「家族全員が、何事もなく無事に一年を送れますように」と話した。
来年以降、神木のぼりは境内で行われる予定。内藤住職は「本堂が修理中で不便な中、これだけ多くの方に来ていただけてありがたい。これからも伝統行事を続けていきたい」と話した。
本堂の改修は9月末ごろ終了予定。11月20日に落慶法要が予定されている。
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