市内日向地区の谷戸田で5月15日、谷戸田オーナーによる田植えが行われ、親子や高校生ボランティアら約50人が参加した。主催はNPO法人伊勢原森林里山研究会(山口寿則代表)。
2001年から始まったこの取り組みは、休耕田だった日向地区の谷戸田を再生しようと伊勢原市がはじめたもの。田んぼのオーナーを募集し、畔付けや田植えから収穫までを体験できる事業とし、6年前から同法人に委託されている。
当日は神奈川県が推奨しているうるち米「キヌヒカリ」の苗が植えられた。普段田んぼにふれる機会のない子どもたちは大喜び。ボランティアで参加した向上高校の生徒らと楽しそうに体験し、世代間で交流していた。
山口代表は「里山を蘇らせるには、田んぼや集落など人とのコラボレーションが不可欠。かつての自然豊かな状況を復元していきたい」と話した。
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