神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS
伊勢原版 公開:2016年6月10日 エリアトップへ

伊勢原市 日本遺産協議会が発足 地域活性化へ 来月には岐阜でサミット

文化

公開:2016年6月10日

  • X
  • LINE
  • hatena
第一回の協議会
第一回の協議会

 今年4月にストーリー「江戸庶民の信仰と行楽の地〜巨大な木太刀を担いで『大山詣り』〜」が日本遺産に認定された伊勢原市。6月2日には有識者らによる協議会が発足し、地域活性化に向けた日本遺産の活用が始まる。

 地域の歴史的魅力や特色を通じて日本の文化・伝統を語るストーリーを認定する日本遺産。伊勢原市が提出した「大山詣り」は古くから続く大山信仰をベースに神社仏閣や美術・工芸品、職業など21の文化財で構成されている物語となる。

 市では2日、日本遺産を活かした地域活性化事業を円滑に進めるため、大山阿夫利神社や日向薬師・宝城坊などの神社仏閣をはじめ、伊勢原市商工会や伊勢原青年会議所、小田急電鉄(株)、産業能率大学など、合わせて20団体で構成される協議会を設置した。

 第一回となる協議会で高山松太郎市長は「日本遺産は地域の文化遺産の適切な継承と地域の活性化を図ることが大きな目的。日本遺産を活かして伊勢原を元気な街に。日本遺産の認定はゴールではなく新たなスタートです」とあいさつ。会長に高山市長、副会長に鈴木良明氏(市文化財保護審議会・会長)、斉藤進氏(産業能率大学・教授)が選出された。

 日本遺産を認定する文化庁では、日本遺産を活用した取り組みに対して補助金を交付する。協議会では現在、情報発信・人材育成、普及啓発、調査研究などの事業を柱に約5400万円の補助金を申請している。ヒアリング等が行われ、最終的な補助金額が決定されるという。

 協議会では今後、市全体での地域活性化を図るための魅力発信をはじめ、県の新たな観光の核事業に認定されている「平成大山講プロジェクト」と取り組みを補完しながら観光振興を進めていく。

日本遺産サミット

 7月1日(金)には岐阜県の長良川国際会議場で「日本遺産サミットin岐阜」が開催される。当日は、「大山詣り」を含め、現在までに認定されている37件の日本遺産認定団体によるブースが出店される予定。また、今年4月に認定された19件には認定証の交付式が行われる。

樹木葬と家族葬の「ゆかりえ」

小田急線「愛甲石田駅」徒歩すぐ。友引の日は無料相談会開催中。

https://www.fujimishikiten.co.jp/

<PR>

伊勢原版のトップニュース最新6

体力合計点 県上回る

伊勢原市

体力合計点 県上回る

「規則正しい生活習慣を」

4月12日

草木類を分別収集

伊勢原市

草木類を分別収集

ごみの減量化・資源化へ

4月12日

229人が人事異動

伊勢原市

229人が人事異動

部長級女性職員は20.5%

4月5日

38年ぶり「竿頭綬」受章

伊勢原市消防

38年ぶり「竿頭綬」受章

消防庁長官表彰で

4月5日

結成40周年を祝う

伊勢原ひかりライオンズ

結成40周年を祝う

ベンチ寄贈など記念事業も

3月29日

24年経て全線開通

西富岡バイパス

24年経て全線開通

利便性や経済効果に期待

3月29日

あっとほーむデスク

  • 4月5日0:00更新

  • 3月29日0:00更新

  • 1月26日0:00更新

伊勢原版のあっとほーむデスク一覧へ

バックナンバー最新号:2024年4月17日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook