全国的に猛暑が予想されている今年の夏。既に気温が30度を超える日も多く、全国では6月27日から7月3日までの1週間で、昨年同時期の5倍以上となる2847人が熱中症により救急搬送された。市内の状況と対策について市消防本部警防救急課に聞いた。
同課によると、市内では毎年、熱中症による救急搬送がおよそ40件前後発生しているという。例年気温が急激に上がる5月の大型連休頃から始まり、30度以上の真夏日が続く7月になると件数が増加。昨年度発生した43件のうち22件は7月中だった。
今年は7月12日時点で5件と、昨年より1件多くなっている。「湿度が上がり蒸し暑くなると、体が弱り熱中症になる危険も高くなる」と同課は話す。
搬送される人は65歳以上の高齢者が多いが、部活動や体育の授業で激しい運動をする10代も見られる。また、屋外での作業中やスポーツ中だけでなく、屋内での発生も増加しており、我慢してエアコンを使わずに過ごし、発症してしまうケースもよくあるという。
「熱中症の予防は、第一にのどが渇いたと感じる前にこまめに水分補給すること。また、屋外では帽子を被ることや涼しい場所で適度に休憩をとることも対策になります。自分で意識して予防することが大切です」。同課では、市ホームページで熱中症発生件数や、予防・対策法なども掲載し、注意喚起している。
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