魅力ある店舗づくりをめざしてお店と逸品を競う「第5回全国逸品セレクション」(主催/NPO法人一店逸品運動協会)が10月20日、東京都中央区の東京八重洲ホールで開かれ、市内伊勢原の「きものサロン花呉装」がノンフード部門のグランプリに輝いた。
このセレクションは、全国約30カ所で行われている逸品研究会から代表者が集まり、プレゼンテーションを経てフード部門・ノンフード部門でグランプリを決めるもの。今年も全国の逸品協会から選出されたフード9店、ノンフード8店が会場に集まった。
花呉装は、「湘南ひらつか逸品プロジェクト」を代表しての出店。同店は京都に本社を持ち、伊勢原で創業25周年を迎える呉服店。魅力ある店舗づくりのため、2010年に誕生した「湘南ひらつか逸品プロジェクト」にスタートから参加したという。同プロジェクトでは各店の逸品を紹介する小冊子の発行をはじめ、実際に逸品を紹介する「お披露目会」、勉強会などを実施。現在は伊勢原からも6店舗が参加している。花呉装の數井利次さんは「プロジェクトの活動は自店の商品を見直し、お店について考える良い機会になっています」と話す。
セレクションでは「いい日、足袋達」をテーマに、同店の取り組みをベースに倉敷生まれの「たびりら」を紹介。この商品は數井さんが同店で扱う商品を探しに関西方面を回っていた時に発見したもの。軽くて素足感覚の履き心地と、大地を踏む感触がリラックスできるといい、和の装いをトータルコーディネートする同店のコンセプトにぴったりだったという。審査では、商品を通じたお店の姿勢なども高く評価され、ノンフード部門で見事グランプリに輝いた。數井さんは「グランプリを頂いたことは大変ありがたい。多くの人が気軽に入れる呉服店をめざして、しっかりしたものをお客様に提供し、和の素晴らしさを皆さんに伝えていきたい」と話した。
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